この記事は、世界中の都市伝説級トリビアをわかりやすくまとめる情報キュレーションサイト「雑学大学」に投稿された、思わず話したくなる豆知識をご紹介します。
この記事のハイライト
驚き！キリンの首の骨は人間と同じ数
キリンといえば、動物園でもひときわ目を引く「長い首」が特徴的ですよね。
多くの人が「キリンは首の骨がたくさんあるから長い」と思いがちですが、実は 人間と同じ7つの骨（頸椎） でできているのです。
では、どうしてあんなに長く伸びるのでしょうか？
秘密は「骨の大きさ」にあります。
人間の頸椎は平均2.5cmほどですが、キリンの頸椎はなんと25cm以上にもなります。
つまり骨の数が増えたわけではなく、1つ1つの骨が巨大化した結果、あの優雅な長い首ができているのです。
キリンの首が長い本当の理由
「高い木の葉っぱを食べるため」とよく言われますが、実はそれだけではありません。
最新の研究では、キリンの首の長さは オス同士の戦い（ネッキング） にも関係しているとされています。
オス同士が首を振り回してぶつけ合う姿は迫力満点で、首が長くて重いほど有利なのです。
食べ物のためだけでなく、生存競争においても重要な役割を果たしているのですね。
哺乳類の不思議な共通点
さらに面白いのは、キリンだけでなくほとんどの哺乳類が「首の骨は7つ」という共通点を持っていることです。
たとえばネズミもクジラも同じ7つ。
これは哺乳類の進化における制約のようなもので、首の骨の数を変えることは大きなリスクを伴うと考えられています。
進化の妙によって「数は同じでも形や大きさを変える」という道を選んだのがキリンなのです。
この記事のまとめ
キリンの首は長くても、骨の数は人間と同じ7つ。
違うのは数ではなく、骨の大きさと形でした。
さらに、食事だけでなくオス同士の戦いにも役立っているというのは驚きですね。
哺乳類の進化の不思議を感じさせるトリビアは、話のネタとしても盛り上がること間違いなしです。
この記事はFRONTIAのKayさんにより寄稿されました。
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